第002話〜留学準備(半年から2ヶ月前編)〜

2022年11月17日に渡米し、National Cancer Institute(米国がん研究所)に所属するLaboratory of Human Carcinogenesisに留学中の中道です。
生活には少しずつ慣れてきましたが、まだまだですね。

遅くなってしまいましたが、私の場合の留学準備について報告させていただきます。

(1)留学準備(約5ヶ月前)

私は11月上旬に留学予定でしたので、約5ヶ月前から留学に必要な書類等のやりとりを主にメールで研究室の留学プログラム担当者と開始しました。
ご留学された経験のある先生方はよくお分かりと思いますが、とにかく必要書類が多く、当然英語なのでとても大変でした。
まず、最初に

    1. CV(履歴書)
    2. パスポート情報(私はパスポートが期限切れで新規申請、同行家族も新規申請しました)
    3. コロナワクチン接種証明書(オンラインで英語版もダウンロードできます)
    4. 銀行残高証明(ドルでの一定額以上の銀行残高が必要)
    5. 個人情報(出生地、住所、連絡先など)
    6. NIHで働くにあたり必要な契約書や申請書などへの記載とサイン
    7. 大学の卒業証明書と学位授与証明書
    8. 現地での健康保険の証明書(雇用形態にもよりますが、私の場合はいわゆる旅行保険で1年分を保険会社にお願いしました、海外在住でも2年目の更新できるようです)
      が必要で、上記を1ヶ月程度で準備し、郵送しました(Emailではなく)。

ちなみに日本医科大学は海外留学3ヶ月前までに必要書類を留学先とは別に申請する必要があります(私はこの準備が遅れてかなり色々な方にご迷惑をおかけしました)。

(2)留学準備(約2ヶ月前)

上記の書類を送って、無事に書類が着いたことを確認しましたが、その後しばらく音沙汰がありませんでした。
現地に留学している日本人の先生方から色々情報を聞きつつ、メールが迷惑フォルダに入っていないか、見落としていないかなど、次第に焦り始めます。
とりあえず準備できるものを準備していきますが、不安な日々が続きます。

    1. 現地住居の手配
    2. 日本の転居の手配(子供の学校の手配なども含む、現地の学校に入学するには日本の学校の在学+成績証明書、予防接種記録、出生証明書、などが必要になります)
    3. 飛行機の予約(これは結局はVISAが来てからが無難です(片道、直前なので当然高額))
    4. 海外クレジットカード申請(日本からだとANAかJALのUSAカード、受け取りは現地についてから、日本のクレカで最初は対応しますが、クレヒスがつかないのと手数料がかかるので海外クレジットカードに切り替えますが、渡米直後はクレヒスがないので上記のカードしか申し込めません)
    5. アメリカでの携帯電話(現地到着時に必須、これがないと厳しいです。デュアルSIMのiPHONEで1つを海外用で、私は日本の回線もeSIMで残しました。現地で契約もできますが、日本で契約できる会社に日本にいるうちにお願いしました)
    6. 海外送金の手配(日本の口座から海外の口座に送金が必要です。海外口座自体は渡米後に作成)
    7. 国際運転免許証の取得

などなどです。

とにかくDS-2019という書類が留学先から来ないとVISAの申請に大使館に行けない=留学できないので、DS-2019はまだかまだかと、かなり焦り始めます。
以後は、次回の留学日記の第003話〜留学準備(直前編)にて!

渡米後は、しばらく墓参りできないので墓参りに行きました/中道