

ポスドク(平成23年卒)
Q何故ポスドクに
大学院在学中、基礎研究に従事する中で呼吸器内科学への関心の幅が広がり、臨床医としての知見も一層深めることができました。ポストドクターとしての立場は、臨床と研究の両立が可能であり、さらなる専門性の向上に繋がると考えております。Q研究・勉強ツール・学会発表など
自身の研究テーマについてアイデアを出し、その都度、上級医の先生方や実験助手の方々と相談しながら、研究の方針や方法を具体化していくことができます。現在は、医局全体の研究会もオンライン開催があり、子育て中でも参加しやすい環境が整っています。私の研究テーマは新規治療の基礎的根拠となり得る内容であり、講演会などでの発表の機会もいただきました。Q子育て中の医師でもキャリアを積み上げられる?
当学には「しあわせキャリア支援センター」が設置されており、子育て世代の女性研究者に対しても、研究や留学の機会を広げるための多様な支援が提供されています。こうした制度的な支援に加え、医局内でも子育てに理解のある風土があり、忙しい時期には医局員との会話や交流を通じて気持ちをリフレッシュすることができています。
大学院生(平成31年卒)
Q.何故大学院へ
初期研修医時代から肺癌診療に関心があり、新薬開発と治療の変化に魅力を感じて呼吸器内科に入局しました。目の前の患者に最善の治療を提供するために臨床研究に携わりたいと考え、専門医と大学院の学位を同時に取得できる「臨床研究医コース」への推薦を受け、入局3年目から大学院へ進学しました。
Q.研究・勉強・学会発表など
学生時代に基礎研究の経験がほぼなかったため、大学院ではゼロからのスタートでしたが、指導医や実験助手さんの手厚いサポートのおかげで研究を進めることができます。臨床面では最新の検査法や治療法を実践しており、学会発表の機会も豊富です。未経験者でも指導医の丁寧な指導があるため安心して取り組めます。さらに、学会を通じて地方に行くことも出来、楽しい思い出も作れます!
Q.入局先選びについて後輩へアドバイス
入局先選びでは、「楽しい診療科」よりも「長く働きたい診療科」「学び続けられる分野」を考えることが重要です。当科では多様なキャリアプランがあり、柔軟な働き方が可能です。ぜひ一度見学に来てください!