第010話 米国日常編5(治安編)

2022年11月17日に渡米し、National Cancer Institute(米国がん研究所)に所属するLaboratory of Human Carcinogenesisに留学中の中道です。

今回は米国の治安についてです。

NIHがあるメリーランド州のベセスダ周辺は比較的治安がいいとされていますが、同じメリーランド州でもボルチモアは犯罪率も高く、治安が悪い地域となっています。
日本と比べたデータは在アメリカ合衆国日本国大使館のサイトから見ることができますが、いかに日本が安全な国であるかわかります。

私自身は怖い目にはあっていませんが、自身の安全を守るために早朝や夜間の外出は控える、隙を見せない、人どおりが少ないところには行かないなどを常に気を付けています。また、地下鉄内も安全ではないので、日本と同じような感覚で車内で寝たりするのはやめた方がいいと思います。
銃社会であることは定期的にアメリカでも問題になって議論されていますが、なかなか難しい問題です。

安全という日本に住んでいると当たり前のことが、海外では当たり前ではないことに、気付かされます。留学も楽しい話ばかりではないので、そういった側面も含めて色々経験になります。

さて、次回は留学日記第011話 旅行編です。

NIH内のうさぎです。リス、鹿、鳥などNIH内には動物が普通に暮らしているようです。