第015話 円安編

2022年11月17日に渡米し、National Cancer Institute(米国国立がん研究所)に所属するLaboratory of Human Carcinogenesis(LHC)に留学中の中道です。
今回は、円安編です。

2022年1月頃は1ドル110円台でしたが、留学直前の11月には150円近くになり、私自身も非常に焦りました。。。
今現在(2023年10月)も148-149円程度で、海外留学を考えている先生方には非常に重要な問題かと思います。

為替の変動は、日米間の金利差、景気などさまざまな要素があり、一概には言えませんが、少なくともこの円安ドル高の傾向により米国での物価が非常に高くなっています。例えば、ビックマックは日本だと450円、メリーランド州では5.19ドル(1ドル148円とすると768円)です。
外食するとチップが10-20%かかるのでさらにかかります。。。

また、米国は住宅費も非常に高く、月2000ドルだと家族では治安のいい地域に住めないくらい高いです(2000ドル=30万円弱)。

というわけで、現在の円安ドル高は海外留学者にとって非常に厳しい状況です。日本人海外留学者の多くは、ポスドクなどのそれほど高くない給料や助成金などで暮らしていることが多いですので、尚更です。

今まで為替など気にしたこともありませんでしたが、日本円をドルに変換する場合重要ですので、為替をアプリでチェックするようになりました(第009話 米国日常編4(銀行とクレジットカードとお金編)もご参照ください)。

次回は留学日記016話、大自然編です。

TRADER JOESのアップルサイダードーナッツです。
秋はりんごの季節ですね!